最終確認:2025年9月最新版(公式条件に基づき更新)
「VポイントをANAとJAL、どちらに交換するのが一番お得?」
「50%?60%?70%?どれが正しいの?」
──そんな疑問を抱えていませんか?
結論から言うと、ANAは通常50%/ANAカードで60%/みずほルートで最大70%、JALはGポイント経由で実質45%(キャンペーン時57%)、永久不滅ポイント経由なら50%/60%が最新の正しいレートです。
特に2025年8月末にはJRキューポ⇄Ponta等価交換の終了という大きな改定があり、古い情報(「JALは等価1:1」など)はすでに無効。この記事では
この記事でわかること
- Vポイント→ANAマイルの最新ルート(50%/60%/70%)
- Vポイント→JALマイルの最新ルート(45%/57%/50%/60%)
- 交換にかかる日数・上限・注意点(改定ポイント含む)
- 「今すぐ交換 or キャンペーン待ち」判断基準
- ANAとJALどちらに交換すべきか?旅行スタイル別おすすめ
対象は陸マイラー初心〜中級者。この記事を読み終えれば、自分はANA派かJAL派か、どのルートで交換すべきかが一目で分かります。
さらに詳しい比較や手順は以下の記事でも解説しています。
👉 ポイントサイト交換方法まとめ
👉 ANA/JALマイル比較記事
👉【2025年最新】JQみずほルートを徹底解説(ANA70%の詳細手順)
👉【2025年版】永久不滅→ANAマイル(60%)のやり方と注意点
👉【図解】JRキューポ→永久不滅ポイントへの交換方法
Vポイント→ANAマイル交換ルート(2025年最新|還元率・日数)
ANAマイルへの交換は、Vポイント活用のなかでも人気のルートです。
ただし交換レートは一律ではなく、条件によって「50%・60%・70%」の3段階に分かれます。ここでは最新のルートを整理して解説します。
ANAマイル交換の基本ルール(2025年9月時点)
- 通常交換:50%(500P→250マイル)
- ANAカード会員:60%(5P→3マイル)
- みずほルート利用:最大70%
「とりあえず交換したい」なら50%または60%で手軽に可能ですが、本気でマイルを貯めたい人には70%のみずほルートが圧倒的に有利です。次の小見出しで、それぞれの詳細を解説していきます。
通常交換(50%)
最もシンプルなのが通常交換です。VポイントをそのままANAマイルに移行でき、500ポイント→250マイル(=50%)のレートが適用されます。特別なカードや条件は不要で、誰でも利用可能です。
通常交換の概要
- 交換レート:50%(500P→250マイル)
- 必要条件:特になし(誰でも申請可能)
- 交換日数:おおむね数日〜1週間
- 交換単位:500ポイントごと
「今すぐマイルが必要」「複雑な手続きを避けたい」人には便利ですが、効率は最低水準です。
例えば3万Vポイントを交換すると、得られるのは1万5000マイル。みずほルート70%なら同じポイントで2万1000マイルになるため、長期的に貯めたい人は高還元ルートを検討すべきです。
ANAカード会員(60%/三井住友ANAカードが必須)
三井住友カードが発行するANAカードを持っている方は、通常交換(50%)よりもお得にマイルを移行できます。
Vpass(会員サイト)から「Vポイントの交換」コースを選ぶと、5ポイント=3マイル(=60%)のレートが適用されます。
ANAカード会員交換の概要
- 最終レート:60%(5ポイント=3マイル)
- 必要条件:三井住友ANAカードの保有(Vpass経由で申請)
- 交換日数:数日〜1週間程度
- 交換単位:5ポイントごと
- 年間上限:コースによって異なる(例:スタンダードコース/プレミアムコース)
例えば1万ポイントを交換すると6000マイルになり、通常交換(5000マイル)よりも1000マイル多く獲得できます。普段からANAカードを利用して決済ポイントを貯めている人にとっては、とても実用的なルートです。
ただし、還元率で比較するとみずほルート(70%)の方がさらに有利です。
「すぐにマイルが必要」「手間をかけず確実に移行したい」ならこの60%ルート、「長期的に大量マイルを貯めたい」ならみずほルート(70%)を選ぶのがおすすめです。
みずほルートについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!

みずほルート(最大70%)
ANAマイルを最も効率よく貯められるのが、みずほルート(通称:JQみずほルート)です。
VポイントをJRキューポ・永久不滅ポイントを経由してANAマイルに交換すると、100ポイント→70マイル=70%の高レートで移行できます。
みずほルートの概要
- 交換レート:70%(100P→70マイル)
- 必要条件:JQ CARD セゾン+みずほマイレージクラブカードANAを保有
- 経路:Vポイント → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイル
- 交換日数:月末申請 → 翌月20日前後(実質3〜8週間)
- 交換単位:100ポイントごと
例えば1万ポイントを交換すると7000マイルになり、通常交換(5000マイル)やANAカード会員ルート(6000マイル)よりも大きな差が出ます。
長期的にマイルを貯める陸マイラーにとっては、避けて通れないルートです。
一方で、交換完了までに3〜8週間かかるため、「今すぐにマイルが必要」という人には不向きです。時間はかかっても効率を重視したい方には、このみずほルートがベストチョイスです。
手続き方法やカード発行の条件など、詳しい手順は下記の記事で詳しく解説しています。
👉 【2025年最新】JQみずほルートを徹底解説!貯めたポイントをANAマイルに交換する方法
Vポイント→JALマイル交換ルート(2025年最新|還元率・手数料)
JALマイルへの交換は、2025年8月末にJRキューポ⇄Ponta等価交換が終了したことで複雑になりました。現在は「永久不滅ポイント経由」と「Gポイント経由」の2つが現実的なルートです。
結論から言うと、面倒さを避けたいなら永久不滅経由、キャンペーン活用を狙うならGポイント経由という使い分けがおすすめです。
JALマイル交換の基本(2025年9月時点)
- Gポイント経由:通常45%/キャンペーン時57%(G→Pontaで手数料5%)
- 永久不滅経由:通常50%/キャンペーン時60%(セゾンカード必須/手数料なし)
- 交換日数:Gポイント1〜3週間/永久不滅1〜2週間
永久不滅ポイント経由(最大60%/手数料なし)
永久不滅ポイント経由は、手数料をかけずにJALマイルへ交換できるルートです。
VポイントをJRキューポに移したあと、永久不滅ポイントを経由してJALマイルに交換します。
このルートの利用にはセゾンカード(永久不滅ポイント対象カード)が必要ですが、JRキューポカード自体は必須ではありません。
つまり「セゾンカードを持っていて永久不滅ポイントを扱えること」が条件です。
永久不滅経由ルートの概要
- 経路:Vポイント → JRキューポ → 永久不滅ポイント → JALマイル
- 交換レート:通常50%(1000P→500マイル)/キャンペーン時60%(1000P→600マイル)
- 必要条件:セゾンカード(永久不滅ポイント対応)
- 交換日数:1〜2週間程度(キャンペーン時は遅延の可能性あり)
- 手数料:なし
例えば1万ポイントを交換すると5000マイル、キャンペーン中なら6000マイルになります。
Gポイント経由(45%/57%)に比べて効率が良く、セゾンカードを持っている人には最優先ルートです。
ただしセゾンカードを持っていない場合は、このルートは利用できず、Gポイント経由を選ぶ必要があります。
「手数料なしで60%を狙える」のが最大の魅力なので、JAL派の方には強くおすすめできるルートです。
Gポイント経由(通常45%/キャンペーン時57%)
Gポイント経由のルートは、セゾンカードがなくても利用可能です。
ただし、最初の「Vポイント → JRキューポ」への移行には、Vpass対応の三井住友カードが必要です。その後は、JRキューポ → Gポイント → Ponta → JALマイルと順に交換していきます。
このルートの注意点は、Gポイント → Ponta交換時に必ず5%の手数料がかかることです。以前は「手数料還元」があり実質無料でしたが、現在(2025年9月時点)は廃止されており、確実に5%分目減りします。
Gポイント経由ルートの概要
- 経路:Vポイント → JRキューポ → Gポイント(手数料5%) → Ponta → JALマイル
- 交換レート:通常45%(1000P→450マイル)/キャンペーン時57%(1000P→570マイル)
- 必要条件:Vpass対応の三井住友カード
- 交換日数:1〜3週間程度
- 手数料:必ず5%(還元は廃止済み)
例えば1万ポイントを交換すると4500マイル、キャンペーン時なら5700マイルになります。
永久不滅ポイント経由(50%/60%)より効率は下がりますが、セゾンカードを持っていない人でも利用できる唯一のルートです。
ただし、キャンペーンを狙わずに交換すると「実質45%」と効率が低いため、必ずキャンペーン開催を確認してから申請するのがおすすめです。
交換タイミングの判断基準
「今すぐ交換した方がいいのか?」「キャンペーンや高還元ルートを待つべきか?」
──これはVポイントをマイルに替えるとき、多くの人が直面する悩みです。
以下のチェックリストで整理しましょう。
交換タイミングの判断基準
- JAL:最も有利なのは永久不滅経由のキャンペーン時=60%(セゾンカード必須)。
セゾンカードを持っていない場合は、Gポイント経由のキャンペーン時=57%が狙い目です。 - ANA:通常50%/ANAカード会員は60%。
「来月までに航空券を発券したい」など急ぎの場合は即交換が無難。 - ANAみずほルート:恒常的に70%。
条件(JQ CARDセゾン+みずほANA)を満たせるなら、時間がかかっても70%を待つ価値大。 - 有効期限が迫っている/旅行日程が近い:
→ ポイント失効や発券遅れは大きな損。迷わず即交換がおすすめ。
まとめると、JALは「永久不滅経由キャンペーン時=60%」が最も有利、セゾンカードがない人は「Gポイント経由キャンペーン時=57%」を狙いましょう。
ANAは「急ぎなら直 or ANAカード60%、余裕があればみずほ70%」が基本ルールです。
交換にかかる日数・上限・注意点
Vポイントをマイルに交換する際は、ルートごとにかかる日数や上限が大きく異なります。「思ったより反映が遅くて航空券を逃した…」とならないように、事前に把握しておきましょう。
ルート | 交換レート | 日数目安 | 必要カード | 上限 | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|
ANA直交換 | 50%(通常)/60%(ANAカード会員) | 数日〜1週間 | 三井住友ANAカードで60% | 年間上限あり(コースによる) | スピード重視派に◎。ただし効率は低め。 |
ANAみずほルート | 70% | 3〜8週間 | JQ CARDセゾン+みずほANA | 制限あり(カード規約に依存) | 最も高還元。ただし反映が遅いため直近旅行には不向き。 |
JAL(Gポイント経由) | 45%(通常)/57%(キャンペーン時) | 1〜3週間 | SMBCカード | 明確な上限なし | G→Pontaで手数料5%必須。キャンペーンがないと効率悪。 |
JAL(永久不滅経由) | 50%(通常)/60%(キャンペーン時) | 1〜2週間 | セゾンカード | 明確な上限なし | 手数料なしで効率的。ただしセゾンカード必須。 |
表からわかるように、ANAは「直=早い/みずほ=効率的」、JALは「G=誰でも使えるが効率低め/永久不滅=条件付きだが効率的」という構造です。
特にANAみずほルートは申請月末→翌月20日前後着弾というサイクルが決まっており、うまく申請しないと最大2か月以上待つケースもあるので注意しましょう。
また、JALはキャンペーン時かどうかで還元率が大きく変わるため、申請前に必ず公式キャンペーンページを確認してください。
ANAとJALマイルどちらに交換がお得?
「結局、VポイントはANAとJALどちらに交換すべき?」──多くのマイラーが迷うポイントです。
それぞれの特徴を比較すると、ANA=国際線に強い/JAL=国内線に強いという棲み分けが見えてきます。
比較項目 | ANA | JAL |
---|---|---|
交換レート | 通常50%(誰でも利用可) 60%(三井住友ANAカード会員) 70%(みずほルート) |
45%(Gポイント経由・通常時) 57%(Gポイント経由・キャンペーン時) 50%/60%(永久不滅経由・セゾンカード必須) |
交換日数 | 直交換:数日〜1週間 みずほルート:3〜8週間 |
Gポイント経由:1〜3週間 永久不滅経由:1〜2週間 |
必要カード | 三井住友ANAカード(60%) JQ CARDセゾン+みずほANA(70%) |
SMBCカード(JRキューポ利用) セゾンカード(永久不滅経由) |
特典航空券の特徴 | 国際線に強く、長距離路線や提携便で威力を発揮 ただし人気路線は座席枠が少なく取りづらい |
国内線の枠が豊富で取りやすい ただし繁忙期は必要マイル数が増加する(特典航空券PLUS) |
おすすめタイプ | ・海外旅行を計画している人 ・長距離国際線で効率よく使いたい人 ・家族旅行で大量マイルを貯めたい人 |
・国内旅行を中心に利用する人 ・短距離フライトでサクッと使いたい人 ・キャンペーンを活用して効率を上げたい人 |
比較してみると、「海外旅行派=ANA」「国内旅行派=JAL」という棲み分けが分かりやすいです。
たとえばハワイやヨーロッパなどの長距離フライトを狙うなら、ANAみずほルート70%でコツコツ貯めるのがベスト。
一方、国内の往復や近距離アジア路線を狙うなら、JALのキャンペーン時57% or 永久不滅経由60%が使いやすいです。
旅行スタイルによって適切なルートは違います。まずは自分が「どんなフライトを取りたいか」を考えてから、ANAかJALかを選ぶと失敗しません。
👉 【比較】JALマイルを貯めるおすすめポイントサイト5選|ANAとの違いも解説
よくある質問(FAQ)
Q1:ANAマイルに等価(100%)で交換できますか?
A:できません。2025年9月現在、ANAへの交換は「通常50%」「ANAカード会員60%」「みずほルート70%」が上限です。過去にも等価100%のルートは存在しません。
Q2:JALマイルは本当に50%しか交換できないの?
A:最新では2つのルートがあります。
- Gポイント経由:通常45%/キャンペーン時57%(Vpass対応の三井住友カードが必要。G→Pontaで手数料5%)。
- 永久不滅経由:通常50%/キャンペーン時60%(セゾンカード必須・手数料なし)。
つまり「誰でも50%」ではなく、経由ルートとカード条件で45〜60%に変わります。
Q3:交換にかかる日数はどのくらい?
A:ANA直は数日〜1週間、みずほルートは3〜8週間。
JALはGポイント経由なら1〜3週間、永久不滅経由なら1〜2週間が目安です。キャンペーン時や繁忙期はさらに遅れることがあります。
Q4:交換に手数料はかかりますか?
A:ANA直やみずほルートは手数料なし。JALはGポイント→Pontaで手数料5%(還元は廃止済み)。永久不滅経由は手数料なし。
Q5:どちらに交換するのがおすすめですか?
A:海外旅行や国際線を狙うならANA(特にみずほルート70%)。
国内旅行や短距離路線で使うならJAL(キャンペーン時57%/永久不滅経由60%)がおすすめです。
Vポイントを効率よく貯める方法
交換ルートを理解しても、そもそもVポイントが貯まらなければマイルにはつながりません。日常のカード利用だけでなく、ポイントサイト「ハピタス」を活用するのが最も効率的です。
- クレジットカード発行や旅行予約などで高額ポイントが貯まる
- 貯めたポイントを直接Vポイントに交換可能
- 期間限定キャンペーンで大量ポイント獲得のチャンスも
例えば、クレジットカード案件を経由すれば一度に数千〜数万ポイントを獲得できることもあります。そのポイントをVポイントに交換すれば、ANA/JALマイルへの移行が一気に加速します。
ハピタスの貯め方については以下の記事で詳しく紹介しています。

まとめ
2025年9月時点での最新情報を整理すると、Vポイント→マイル交換は次のように理解しておけば安心です。
Vポイント交換の結論まとめ
- ANA:通常50%、ANAカードで60%、みずほルートなら70%。国際線に強いが、特典航空券の枠が少なく人気路線は取りづらい。
- JAL:Gポイント経由は通常45%、キャンペーン時57%。永久不滅ポイント経由が使える場合は50%/60%。国内線の特典枠が豊富で取りやすいが、繁忙期は必要マイル数が増える。
- 日数:ANA直交換は数日〜1週間、みずほルートは3〜8週間、JALはGポイント経由1〜3週間、永久不滅経由1〜2週間が目安。
- 注意点:2025年8月末でJRキューポ⇄Ponta等価交換は終了。現在はGポイント経由が主流。
海外旅行派はANA、国内旅行派はJAL──これが最もシンプルで分かりやすい判断基準です。
さらに詳しい交換方法や最新キャンペーン情報は以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。
👉 【2025年最新版】ポイントサイトの交換方法&おすすめ徹底比較
👉 【比較】JALマイルを貯めるおすすめポイントサイト5選|ANAとの違いも解説